〜100歳まで生きる僕たちへ〜

〜100歳まで生きる僕たちへ〜というコンセプトで普段、読書をほとんどしない僕が読んだ本を週に一度、紹介していく。というブログです。

営業の魔法

【営業の魔法】

著者:中村信仁 発行日:2009年

評価:★★★☆☆  (所要時間:1.5 時間)

読破冊数: 2/100

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この本を一言で

・営業をかける前に読んでおくべき、営業のバイブル

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痺れたフレーズ

ポジティブシンキングとは前向きに考えることと解釈されていますが、

真のポジティブシンキングとは、

明確なビジョンのもとでそれに向かって思考を集中し、

頑固たる勇気を持って行動することです。

 

ビジョンから目をそらさないこと。

身を投げ出す勇気を持って歩くこと。

(魔法その12 ポジティブシンキングより)

 

 

得たこと

・営業に必要な集中力とは

→自分自身ではなく、相手を何処に集中させるか。そして自分だけに注目させる力。

 

・相手に考えさせる時間を与えるために『間』をもうける。

→相手に『間』を与えた後、必ず目線が自分に戻ってきます。その時が話し始めるタイミング。

→自分の恐怖心よりも相手の考える時間を大切にする。

 

・聞き上手とは

→ただ黙っていることが聞き上手ではなく、思いやのある質問で相手の本音を聞き出してあげること。(二者択一法、イエスバット話法など、、)

 

・誰を幸せにしたいのか?

→営業に限らず、生きていく上で非常に必要になってくることが「誰を幸せにしたいのか?」を明確にすること。そのために自分がどんなことができるのか。

 

概要

新入社員の小笠原は、営業部に配属されてからの半年間、売上げゼロのダメ営業マンだった。自信をなくした彼は、朝礼のあと伏魔殿のような喫茶店に逃げ込み、夕方までの時間をやり過ごす毎日。

そんなある日、全身からオーラを放つスーパー営業マン紙谷と出会う。紙谷は二冊のバインダーを巧に操り、瞬く間にお客様をイエスへと導いていた。まるで魔法に掛かったかのように喜ぶお客様の姿を目の当たりにした彼は、スーパー営業マン紙谷に頼み込み、営業についてのレクチャーを受けることになる。そして、一ヶ月半に渡る早朝六時からの実践レクチャーが始まった。紙谷は本物の魔法使いの如く、ダメ営業マンの小笠原に十一個の魔法を伝授する。本当の営業を知った小笠原は、瞬く間にトップ営業マンへと成長していた。しかし、最後の魔法、十二個目を伝えないまま紙谷は小笠原の前から忽然と姿を消す。紙谷の身に何が起こったのか。

ダメ営業マンだった小笠原の、「成長」と「トップ営業マンへの道程」をリアルに描いた営業サクセスストーリー、ついに完成。(アマゾンより引用)

目次≫

プロローグ―営業という職業の素晴らしさ


魔法のはじまり―自分自身ではなく相手をいかに集中させるか
魔法その1 瞬間の沈黙―小さな選択と決断を繰り返させることで頭の中を整理させる
魔法その2 人間力―お客様と成長の感動を共有する
魔法その3 売らない営業―商品を売るのではなく顧客の問題解決のお手伝いをする
魔法その4 既成概念―勝手に創りあげた自分の限界は常に破り続けなければいけない
魔法その5 応酬話法―口はひとつ、耳はふたつ まず心でしっかり相手の話しを聴くことから始まる
魔法その6 二者択一話法―アポイントは自分の予定を上手にかわすこと 五分という時間は三〇分の了解と同じ
魔法その7 イエス・バット話法―まず、お客様の意見を肯定すること その意見に対して質問を繰り返すこと
魔法その8 質問話法―ノーが出たときこそ本音を聞くチャンス
魔法その9 類推話法(ストーリー話法)―人はストーリーが大好き
魔法その10 推定承諾話法―クロージングのスイッチは「もし、仮に」という前置きにある
魔法その11 肯定暗示法―曖昧なことばを一切排除してすべて『イエス』を前提にいい切る。一冊一顧客ノート―打合せをした情報を日記の要領で書きとめる
魔法その12 ポジティブ・シンキング―真のポジティブ・シンキングとは断固たる勇気を持って行動することそして、最後の魔法を手にした者は必ず成功する


未来へ―誰を幸せにしたいのか
魔法ノート

 

最後に

この本を読む前までは、営業=売るという勝手なイメージを持っていたのであまり営業には良い印象がありませんでした、、、

 

僕は営業マンをやった経験もなく、営業について詳しく学んだこともありませんでしたが、今回紹介されて読んだ営業の魔法で営業についてのイメージが180度変わりました。

 

また、個人的にはこの本に出てくる小笠原さんの成長過程に感動し、普段あまり読書をしない僕でも一瞬で読むことができ、なぜか嬉しかったです笑

 

 

現役の営業マンに関わらず、学生にもおすすめの一冊です!